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世界をおびやかすストレス

WHO(世界保健機構)は、2020年までに、世界の病気のトップ10の半分を、ストレスに関連ある病気が閉めるようになるであろうと予想しています。また、統計的にも、職場でのストレスが増加して、世界各国で社会問題に発展しています

心のストレス病を予防するには
私たちの生活からストレスをなくしてしまうことはできません。ストレスがあっても、心の健康を保っていけるように、ストレスの受け止め方を変えてみたり、上手にストレスを解消する方法を見つけましょう。

■ストレスを減らす工夫をしよう

▽生きている以上、ストレスをなくすことはできません。ましてやストレス社会といわれる現代では、毎日がストレスの連続です。しかし、それを嘆いたところで、世の中が変わるわけではありません。ストレスの荒波を上手に乗り切るすべを、私たち一人ひとりが身に付けていくしかありません。
それにはまず、避けられるストレスは避け、逃げられるストレスからは逃げることです。ストレスの種を減らし、心身にかかる負担を少しでも軽くすることが、健康に生きるためのいちばんのポイントです。
▽ストレスをためやすい人は、人から頼まれるといやといえず、自分ひとりで何でも背負い込んでしまうところがあります。しかもいったん背負うと、周囲の期待に答えねばと一から十まで完ぺきにこなそうとするために、へとへとに疲れきってしまうのです。自分自身を振り返り、引き受けすぎ、抱え込みすぎのクセがあると思ったら、それを改めることが大切です。
〇疲れたという感覚は「心や体も無理がきているよ」というサインなので、素直にそれに従うことが大切です。いちいち仕事を休んでいられないと思いますが、それを無視して頑張り続ければ、やがて過労からストレス病へと陥り、結局は仕事にも支障をきたすことになります。今現在だけでなく、先を見つめる目を持ちましょう。

ストレスの種はこうして減らそう

サラリーマンなら
●一度にいくつものことを考えず、目の前の仕事だけに頭を集中させよう
●仕事がたくさんあるときほど、上手に小休止をはさもう
●上司を恨んだり、部下を責めるより、自分の働きかけ方を変えてみよう
●昼休みを気分転換に活用しよう
●気がかりなことはメモに残し、頭の中に持ち込んだままにしない
●仕事を離れた人間関係を大事にしよう
●忙しい人こそ、休日は仕事のことを忘れて過ごそう

主婦なら
●家事の中で楽しみを見つける工夫をしてみよう
●子どもは距離を保って見守ろう
●家族以外の話し相手、友人を持とう
●家にこもりきりの人は、外出して気分転換をはかろう
●隣は隣。まわりと比べるのはやめよう
●うわさ話や陰口に振り回されず、笑って聞き流そう
●共働きの主婦は、家事をひとりで抱え込まず、家族の協力を求めよう

*胃潰瘍になるまでストレスを抱え込む背景には、その人の性格が深く関係していると考えられます。その場合、ストレスを避けなさいと言ったところで、それができないから病気になったのですから、本人の力だけでこの問題を処理するのは難しいといえます。現実的な解決法としては、職場の人に今のあなたの状態を理解してもらい、仕事の負担を軽くしてもらうことです。仕事をどうしても減らせないというのであれば、それ以外で減らせるストレスはないかどうか、自分で今の生活をひとつ検討してみましょう。親しい人に相談し、第三者の目から減らせるストレスはないかどうか、指摘してもらうのもよい方法です。

■ストレスをためない心の持ち方
同じようにストレスがあっても、その人の受け取り方によって、その重みは違ってきます。ストレスがたまりやすい人は、自分の考え方や行動を変えていくことも必要でしょう。
▽ストレスを当り前のこととして受け止める。回避できるストレスは避けるとしても、避けられないストレスには上手に対処していくことが必要になります。上手に対処するポイントとしては、ストレスを当り前のこととして受け止めることです。誰にでもストレスはあるので、「ストレスはあるのが当然」と開き直ることも必要です。
▽自分がストレス状態にあることを認める
時代が変わったとはいえ、「つらくても黙って耐えるのが美徳」という武士道精神は、まだ日本人の心に根強く残っているようです。しかし、耐えるのにも限度があるということも学ばなければなりません。ストレスがたまっていても耐える一方では、やがて力尽きて倒れてしまいます。効率第一の今の世の中、弱った武士に情けはかけてくれません。ストレス状態にあったら、それを認める姿勢をもつことも大切です。誰もが自分と同じように考え、同じような行動を取ると思ったら大間違いです。世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな考え方があるということを理解しておかないと、年中腹を立てたり、不快な思いをしなくてはならなくなります。相手を自分の思う通りに変えることはできません。心を穏やかに保つには、自分をコントロールするしかないのです。それを表現するのにコントロールドラマというのがあります。誰しも心の中に理想像があります。その理想像に相手を当てはめ、そうなるように状況や人をコントロールしようとします。それは状況を自分が支配したいという欲求です。そして相手は支配される側になります。相手は支配しようとするあなたにストレスを感じます。そして思い通りにならないあなたは相手や状況すべてにストレスを感じます。それはエネルギーの大きな消耗になります。コントロールドラマに陥っていると気が付いたら、エネルギーの無駄使いをやめて、それを肯定的なエネルギーに変えて使いましょう。具体的には、思ったとおりにいかなくても、その中にすこしでもよい点を見つけるとか、あるいは思ったようにいってなくても、そんなに損失がないことを知るとか、カーネギーの「人を動かす」にあるような方法で人に接しましょう。批判する代わりに道をしめす。強制ではなく、その人の良心に訴える。励ます。自信を与える言葉を発する。笑顔でせっする。etc・・・それがエネルギーのプラス操作法です。
▽ストレスを上手に発散する
ストレスがたまっていると感じたら、それ以上たまらないうちに、早めに発散しましょう。ポイントは日常から離れる時間を作ることです。
発想の転換をはかり心の柔軟性を高めよう。
一般に、生真面目で融通性の乏しい人、几帳面で神経質な人、周囲に対して必要以上に気をつかう人、また野心家でライバル意識が強く、目標に向かってわき目もふらずに猪突猛進していく人はストレスをうけやすく、ためやすいといえます。性格はそう簡単に変えられるものではありませんが、自分がストレスをためやすい性格であることを認識して、心の持ち方を変えることはできます。ストレスをためやすい人は、ひとつの考えにとらわれやすい傾向があるので、物事に幾通りもの考え方があるということを、まず自分に言い聞かせることです。そして事あるごとに発想の転換をはかり、心の柔軟性を高めるように努力しましょう。
▽ストレスを増やしている行動パターンを変えてみる
自分のとる行動パターンが原因で、ストレスを増やしている場合もあります。典型的なのが、先に述べたタイプの人間に見られる、タイプA行動パターンといわれるものです。
タイプA行動パターンとは、その野心的で攻撃的な正確のために、絶えず時間に追い立てられて、せかせかとフルスピードで行動・思考することをいいます。こういう人は、心身が常に緊張しており、ストレスをためやすいです。野心に燃えていちばんを目指すのはいいですが、もっと心に余裕を持ち、ゆっくり落着いて行動や思考をするように心がけましょう。
Aタイプ行動パターン判定法⇒

■心配ばかりせずにいいことを考えよう
何か困難なことにぶつかると、「できなかったらどうしよう」⇒「無能だと思われる」と、思考がどんどんマイナス方向に向かってしまいまい、事に当たる前から心身を消耗してしまう人がいます。このように、物事をネガティブに考えるクセがある人は、不安に陥りそうになったら一歩立ち止まって、「心配しても始まらないよ」と自分に言い聞かせましょう。そしてポジティブな方向に考えを切り替えることが、ストレスをためないコツです。また何か心配事や悩みを抱えているときは、毎朝鏡の前に立って自己暗示をかけることをお勧めします。「絶対にうまく行く」と、鏡の中の自分に言い聞かせるのです。これを毎日続けていると、不思議なことに本当にうまくいくようになります。これが信仰の態度というものです。

生活のリズムを正そう
人間の体にはもともと1日24時間の生体リズム(生体時計)が備わっています。心身の健康を保つには、このリズムに合った生活を送ることが基本です。
▽仕事が忙しすぎたり、何か心配ごとや悩みを抱えていると、夜なかなか眠れなかったり、次第に生活のリズムが乱れてきます。生活のリズムが乱れると、ストレスに対抗する自律神経などの働きが乱れ、心身に様々な不調が生じてきます。生活リズムが乱れ始めたら、ストレス状態のサインとして、自然のリズムにあった規則正しい生活を取り戻すことが大切です。そのためには、「睡眠と覚醒のリズム」と「食事のリズム」を整えることがポイントになります。
▽起床・就寝の時刻を一定にして早起きを目指そう
生活のリズムを正す第一のポイントは、起床と就寝の時刻を一定にして、十分な睡眠をとること。そして早寝早起きを心がけることです。
ストレスに対抗するのに重要な副腎皮質ホルモンが、最も多く分泌されるのは早朝です。また、忙しい毎日を送っている人にとって、朝はストレス解消の絶好のチャンスでもあるのです。思い切って早起きし、戸外を散歩したり体操をして、早朝の清々しい空気を体内に取り入れましょう。そしてゆっくり朝食をとり、余裕を持って、1日のスタートをきりましょう。ストレスに対抗するパワーがみなぎるのが、自分でもわかるはずです。そうできるように励ましてあげましょう。
*但し統合失調症は早起きのすすめは当てはまりません。
統合失調症のページを参考⇒
▽1日3食規則正しく食事をとろう!
不規則な食生活は、体のリズムを乱して食物の消化吸収を妨げるほか、ストレスに対する抵抗力も低下させてしまうのです。特に朝食は重要です。朝食を抜くと、体や脳が活動するエネルギーが確保できません。仕事の効率が落ちて、それがまたストレスの種にもなります。食事は生活の基本です。
☆七つの健康習慣
@睡眠を十分とること
A肥満にならないこと
B体の運動をすること
C喫煙をしないこと
D酒を適量以下にすること
E朝食をとること
F間食を控えること

■安眠は心身のストレス解消のカギ
ストレスは安眠を妨げ、睡眠不足はさらなるストレス状態を招きます。睡眠は心身の健康を保つ要なので、快適な睡眠を得る工夫を心がけましょう。
▽日中フル活動していた脳や体は、夜間にきちんと休息させないと、疲労してあちこちの機能が乱れてきます。心身の健康を維持するには、毎日十分な睡眠をとることが欠かせないのです。
■緊張状態に気づいて早めに解消することが大切
ストレスにさらされると、それに反応して心身が緊張します。しかし中には、緊張がとれないまま過ごしている場合があります。緊張状態が続くと不安や、焦燥感、集中力の低下、肩こりなど、心身にさまざまな不調が生じるようになります。この状態をそのまま放っておくと、ストレス病につながりかねないので、早めに緊張状態に気づき、これを解消することが大切です。
▽自分にあった方法でリラックスをはかりましょう。
緊張状態に自分で気づく人もいますが、心身の不調や病気が現れてからやっと気が付く人もいます。そのため、疲労や緊張を感じたときでなく、普段から心身のリラックスをはかる機会をこまめに持つようにしましょう。
▽悩みや不安を抱えていると、どうしてもその問題ばかりに頭が占拠されてしまい、心身が緊張しっぱなしになります。こういうときは、思い切ってストレスの場と距離をおいてみることが大切です。そうすると頭の中を占めている問題からも一時離れることができます。それによって、心身の緊張がほぐれて、問題を冷静に見つめる余裕もうまれます。旅行など・・・

ストレス克服の鍵聖書的観点からの提言
心の戦士より
信仰と信頼
:心のやめる方を支えている人へ 
ストレスは悪いものでは有りません。それは成長をもたらすものです。しかし、その人の耐えうる境界を越えると、それは恐れ,不安になります。
聖書に「すべて重荷を負うて苦労しているものは、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしのくびきは負いやすすく、わたしの荷は軽いからである。」世界中の人に心の癒しと平安をもたらした、この言葉は具体的にいったいどんなことなのでしょうか。それはあなたの心が負えないことは、それはあなたの荷ではないということです。他の人の重荷を抱えていませんか、今日一日分の重荷なら誰でも抱えられます。しかし昨日や明日の重荷を今日の重荷に重ねていませんか。
今日一日、終わればさあ安心・・・と思っていますか。
心の病は精神生活習慣病ともいわれています。生活習慣病は糖尿病など、偏った生活習慣が原因でかかる病気です。心の生活習慣病は偏った心や考え方で病気になります。心の持ち方は考え方でもあります。考え方を健康にする方法はたくさんありますが、ここでは聖書的な前向きで肯定的な心のもちから考え方を紹介します。
そしてこれは2000年に渡り、数え切れない人によって証明済みのとっても効果的な方法です。

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