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ストレスが続くと心身ともに疲れて、病んでくる
ゴムボールを指で押さえるとペコンとへこむのと同じで、外からの刺激が加わると、生体はそれに反応して変化します。
この外部からの刺激をストレッサーそしてストレッサーによって引起される生体の反応を「ストレス」と定義しました。

@物理的、化学的ストレス:騒音、温度、湿度、けが、有毒物質、薬物、大気汚染など
A生理的ストレス:過労、睡眠不足、栄養不足、ウィルス、細菌感染など
B心理的・社会的ストレス:人間関係の葛藤、欲求不満、不安、心配、緊張、怒り、恐怖、失望など

現代のストレスは複雑で対処しにくくなっている。

■外部から加わるストレスが、その人の耐えられる限度を越えてしまうと、心や体に異常が起こってくる。


ストレスの経過
警告期:受けたストレスに反応して、体が警告サインを発している。
●疲れる
●なんとなく体調が悪い
●血圧が上がる、あるいは下がる
●肩がこる
●イライラする。ミスが増える
抵抗期
:ストレスに対する抵抗や反発が起こる時期。疲労感が昂奮に変わったり、逆に脱力状態に陥ることもある。
●血圧の変調が本格化する
●心臓や胃の異常が現れる
●血糖値が上がる
●仕事を抱え込んだり、休まなくなる
疲弊期
疲れきって、自分ではどうにもならなくなり、本当の病気に移行する時期
●集中力がなくなる
●ふんばりがきかない
●物忘れがひどくなる
●ストレス症潰瘍などの心身症を起こす
●うつ病や神経症などの心の病気になる。

*しかしストレスは人がよりよい人生を送るための刺激剤」でもあります。またストレスがなかったら人間の進歩も、社会の進歩もありえない

初期に起きるもっとも一般的な症状は「よく眠れない」です。あまり神経質にならなくてもいいですが、これが一番のサインです。これを無視すると本当に不眠症になったり、それが心のかぜひきの大きな原因となることもあります。
決してほっておいて良いことではありません。その人なりに、改善策を考えて実行してみましょう。

不眠についてのサイトへ⇒


現代社会にはストレス要因が一杯です。一日24時間さまざまな刺激に満ち溢れた現代では、どうしても生活が不規則になりやすく、それが原因で、心身の不調に陥る人が増えています。
人間は年齢を重ねるごとに体と心が変化し、生活環境も変わってきます。これをライフサイクルといいますが、その変化に応じて生まれる、各年代特有のストレス要因というものがあります。
小児期:母親の愛情不足・スキンシップの不足、両親の不和、厳しすぎるしつけ、放任など。
青年期:親から自立する際の葛藤、友人や教師との関係、いじめ、学業成績、進学問題、受験、恋愛、結婚、就職など。
青年期:就職、転職、昇進、職場内の異動、仕事内容、出世競争、上司や部下との関係、通勤、倒産、失業、経済困難、結婚、配偶者との関係、出産、育児、両親との関係、近所付き合いなど。
老年期:子どもの独立、配偶者や近親者の病気、死亡、退職、経済的不安、生きがいの喪失、近所付き合いなど

ストレスは生活習慣病の重大な危険因子
過食、肥満、喫煙、過剰飲酒、不規則な生活、運動不足などは、生活習慣病の危険因子として知られているものです。こうした不適切な生活習慣は、ストレスが関係していることも多いのです。
またストレスが蓄積すると、自律神経やホルモンの分泌が乱れ、血圧が高くなったり、内臓の機能が低下しやすくなります。
つまりストレスは生活習慣病の危険因子を招くだけではなく、ストレス自体も生活習慣病の重大な危険因子なのです。

心の問題が体に現れることもある

たとえば「心身症」という病気は、精神的ストレスから胃潰瘍や偏頭痛など、体の病気を引きを越すものです。
また最近増えている「うつ病」も、身体症状という仮面をかぶって現れることがあります。これを「仮面うつ病」といい、身体症状の陰に精神症状が隠れてしまい、本当の病気が見逃されてしまうことが多いのです。治療を受けてもいっこうに症状が改善しないときは心の問題にも目を向けてみることが必要です。
仮面うつ病の人が訴える身体症状
胸痛、胸部圧迫感、動機、呼吸困難、口渇、悪心、食欲不振、食道の異物感、便秘、頻尿、残尿感、月経不順、頭重、頭痛、めまい、ふらつき、のぼせ、ほてり、しびれ感、肩や首のこり、背中や身体の各部の痛み、手足の違和感、味覚の異常、臭覚の異常、全身倦怠感、疲労感、体重減少、睡眠障害

ストレスがこんな病気を引起す
ストレス病の代表は、うつ病、神経症、心身症
私たちは不快なストレスに見舞われると、私たちの体は次のような変化を見せます。不安、怒り、失望、恐怖などの感情です。それに引き続いて、動悸、冷や汗、ふるえ、息苦しさなどの「身体反応」があらわれます。そして今度はそれを解消しようと、せかせかと行動したり、タバコやお酒を飲んで気を紛らわせようとします。この反応は悪いことではありませんが、環境の変化に適応して、自己を守るための防衛反応です。ただ積極的なストレス解消がベストです。タバコやお酒に行くことは健康に悪い結果をもたらします。これも適度に!
しかしストレスがあまりにも長い間続いたりすると、心も体も疲れてしまいます。それでも頑張り続けると心身が悲鳴を上げ、様々な症状となって現れてきます。
それが心に表れたば場合、「うつ病」「神経症」、体に表れた場合は「心身症」となります。この三つがストレスによって引起される代表的な病気です。
*統合失調症も心の病気ですが、うつ病とは全く違うものです。それは障害の原因となる神経伝達物質の違いによります。うつ病はセレトニン不足、統合失調症はドーパミンの過剰伝達不調から起きます。
*ドーパミン、セレトニンのバランスが取れていることがどちらでも回復の鍵:血液検査で総ドーパミン、セレトニン量の検査でわかる。
ストレス関連疾患
1:胃・十二指腸潰瘍
2:潰瘍性大腸炎
3:過敏性腸症候群
4:神経性嘔吐
5:本能性高血圧
6:神経性狭心症
7:過呼吸症候群
8:気管支ぜんそく
9:甲状腺機能亢進症
10:神経性食思不振症
11:偏頭痛
12:筋緊張性頭痛
13:書痙
14:痙性斜頚
15:関節リウマチ
16:腰痛症
17:頸肩腕症候群
18:緑内障
19:メニエール症候群
20:円形脱毛症
21:インポテンツ
22:更年期障害
23:心臓神経症
24:胃腸神経症
25:膀胱神経症
26:神経症
27:不眠症
28:自律神経失調症
29:神経症的抑うつ状態
30:反応性うつ病
31:その他:神経性・・・・症とされたもの

*注意(私の体験から)こんなに沢山のものがありますが、ストレスが長期に続いて、障害があるなと思われたら、できるだけはやく適切な専門家を探して、相談または受診しましょう。内科医院のはしごはあまり勧められません。症状が改善しない場合は、躊躇せず精神科や心療内科を受診しましょう。
素人医者の自己判断は間違いの元です。そしてお金の無駄使いになります。そして当人にも負担になり、更なるストレスになります。

なぜストレスで病気になるのか?
私たちの体は、外部からのストレス刺激に反応して健康を守るしくみがありますが、ストレスがあまりにも強かったり、ストレスの受け取り方によっては、病気になってしまうことがあります。

ストレスによって健康を保つ仕組みが乱される
☆脳の中で起こること
 ストレス刺激が加わると、まず大脳を経て視床下部がこれを感知し、神経系分泌系に伝えられます。すると神経系のひとつである自律神経が、体の各器官に働きかけて、呼吸や血圧などを一定に保とうとします。一方、内分泌系は内分泌腺に働きかけ、体内のホルモンバランスを保とうとします。このように外部からのストレス刺激に対して、その場その場で適切に反応することで、生理状態を一定に保とうとするシステムのことを「ホメオスタシス」(生体の恒常性)といいます。
ところがこれができなくなると、体に様々な障害が起こってくるのです。
☆同じストレス刺激を受けても病気になる人とならない人がいます。その人の性格や体質、生まれ育った環境や経験、さらにそこからストレスの受け取り方が違ってくるためです。
つまりストレス状態は外部からのストレスだけでなく、ストレスの受け取り方からもきます。ストレス病を予防するには外部からのストレスだけではなく、自分の内面にも目を向けることが必要になります。
⇒これがカウンセリングになります。


ストレスに弱い人とは?
〇体力や体質もストレス耐性に影響する。
過労や病後で体が弱っているとき、普段よりもかぜをひきやすくなります。これは自律神経系や内分泌系の機能が低下し、ストレス刺激に対する抵抗力が落ちるためです。これはストレスで細胞を破壊する活性酸素が体内で増える事も要因です。ストレス耐性はその時の体力に左右されるということです。
またもともと自律神経調節能力が弱いなど、生まれつきストレス耐性が弱い体質の人もいます。
☆ストレスに対する感受性:間違い電話がかかってきて、不快に感じる人もいれば、まるで気にしない人もいます。このようにストレスに対する感受性は、その人の性格や体質などによってかなりの差があります。健康に生きるためには、適度のストレスと、適度の感受性も必要なのです。

〇ストレス状態になりやすい性格
●几帳面で神経質
●何事も完璧にこなそうとする
●物事にこだわりやすい
●感受性が強い
●周囲に気をつかいすぎる
●柔軟性に乏しい
☆一方、ストレスに強い人はおおらかで、人目をあまり気にせず、感情をのびのびと表現し、気持ちの切り替えも早い、といった特性が見られます。

〇心の発するサインを見逃さない
心が不健康になると心身に変化が現れる
ストレス刺激がその人の耐えられる限度を越えていたり、その状態が慢性的に続くと、精神面や肉体面に次のような変化が現れます。
〇精神面の変化
情緒が不安定になり、イライラして不機嫌になったり、気分が暗く落ち込んだりします。気力や集中力も低下し、仕事や家事もはかどらなくなります。ひどい場合は、強い不安感に襲われ、いても立ってもいられないような気分に陥ることもあります。そして人によっては妄想や幻覚、せん妄(意識が混濁して、落ち着きがなくなり、錯覚や幻視などを伴う状態)などの精神症状が現れる。幻覚、幻聴、妄想などの症状が現れた場合は、私の経験ではすぐ、専門の医師に相談することをお勧めします。早ければ早いほど当人の辛さが楽になります。ただ良い病院、医師との出会いは大切です。まれに統合失調症である場合があるので、早期治療は当人にとっても家族にとっても辛さを回避するために大切です。こういった辛さは本人でなければわからない辛さです。ただ頭の中を切り替えるとか、考え方を変えるといったように簡単にはいきません。何らかの支援が必要です。それは暗闇に明かりをともすような支援です。これといった決まったものではありません。
*デール・カーネギーの「道は開ける」のような、本人を圧迫する、心配や恐れを取り去るような、解決策や今日一日に思いをとどめるような聖書的な思考を精神面にもたらす支援が効果的です。⇒認知行動療法
〇身体面での変化
ストレスが過剰になると、自律神経系の働きが乱れます。そのために自律神経失調症と呼ばれる症状が現れるようになります。
具体的には、体がだるく疲れやすくなります。また頭痛、動悸、めまい、胸の痛み、呼吸困難、肩こりなどのほか、食欲不振、胸焼け、吐き気、腹部膨満感、便秘、下痢などの胃腸症状が起こることもあります。
☆「なんとなくおかしい」は要注意サイン
身近な人の目から見ても、精神面の異常を判別するのは容易ではありません。しかし、注意深く観察していると、表情や態度、言葉、雰囲気などにサインが現れていることがあります。周囲の親しい人たちが、普段と違う、不自然に見えると感じたり、なんとなく奇妙、異様な印象を受けるというときは、どこがどのようにおかしいと明確に説明できるわけでなくとも要注意といえます。
☆決して心配や恐れを抱く必要はありません。サインは当人の救助信号です。それに気が付き、うまく答えれば、無事救助できます。祈り深くなることで、サインに注意深くなれます。(アンテナをいつも立てているということ)
〇ストレス状態が高まると行動にも異常がでる。
・情緒が不安定になり、イライラしたり、気分が落ち込んだりする。
・遅刻や欠勤が増えたり、外出がおっくうになったりする。
・気力や集中力が低下し、仕事や家事がはかどらなくなる。
・体がだるく疲れやすくなり、頭痛、めまい、動悸など自律神経失調症が現れる。
・タバコやお酒の量が増えたり、大食したりする。

あなたのストレス状態は:支えているあなたも注意
自分が過度のストレス状態にあっても、それに気付いていない人が少なくなくありません。ストレス状態に対処するためには、まず、自分のストレス状態に気付くことが欠かせません。
ストレス状態への「気付き」が克服のため第一歩
体の調子がどことなくすぐれなかったり、憂鬱な気分が続いていたらり、普段ならとらないような行動をとっているなどど感じたときは、注意しなくてはなりません。それ以上負担をかけると心や体の病気になります。それは「心身を休めないと病気になるよ!」という警告です。
ストレス病かなと思ったら
心の病気と言うと気軽に病院に行きにくいイメージがありますが、早めに専門医に相談しましょう。
内科:体の病気
心療内科:心身症(心に原因があって体に起こる病気)、神経症(心に原因があって心に起こる病気)、うつ病など、
精神科:心身症、神経症、うつ病、統合失調症、痴呆、神経の病気
神経内科:脳梗塞、神経の病気、痴呆など、心の病気ではなく脳や神経の器質的異常を扱う
●心の病気ではないかと思っても、どの科を受診すればよいか悩む人が多いと思います。心の病気の治療を行っているのは、精神科と心療内科です。精神症状で悩んでいる場合は精神科、ストレスによる身体症状で悩んでいる場合は心療内科を受診するのが基本です。ただし、心身症、神経症、うつ病などのストレス病は、症状にかかわらず心療内科でも診察します。また最近カウンセリング専門の相談室も増えていますが、医師ではないカウンセラーは病気の診断・治療は行えません。ですからまずは精神科や心療内科できちんと診察を受け、必要に応じてカウンセラーと連携で治療を進めて行くのが望ましいです。
▽医師選びのポイント:患者さんをよく診てあげようという熱意がある。話をじっくり聞いてくれる。今苦しんでいる症状や悩みに対して現実的な対応をしてくれる。必要があれば、カウンセラーや専門病院などを紹介してくれる。
初診のときは、話を詳しく聞いてくれたら良心的医師です。しかし毎回そうは期待できません。現在の医療事情で、ひとりの患者さんに長い時間はさけず医師もまたジレンマを抱えています。患者さんもその点をあらかじめ理解しておいた方がいいと思います。
▽めまいや手の痺れ、吐き気、頭痛など、ときには頚椎(首)が悪いという、単純な原因の場合があります。外からの見た目では分かりませんが、神経内科のMRI撮影で診断できます。

心の病気の捉え方が変わってきています。
心の病気も体の病気と同様、実にさまざまな種類があります。しかし体の病気と違って、心の領域は目に見えないので、病気と病気の間にきっちり境界線を引くことがとても難しいです。
新しい分類は、疾病と「精神的不健康、不調」との境界線はあいまいなものであるという考え方に基づいてつくられており、(ICD-10)従来の分類では「〜病」と呼ばれていた病気を「〜障害」という表現に変えているのが大きな特徴です。
偏見をもたず、受け止めてあげてください。


現代人を襲うストレス症候群
ストレスで心を蝕まれている人が増えています。以下の症候群は医学的な病名ではありませんが、うつ病、心身症、神経症などの人が含まれている可能性があります。

▲出勤困難症:会社に行こうとしても行けなくなる。職場のストレスに対する過剰反応、過敏反応、職務不適応が原因に考えられます。
▲テクノストレス症候群:一日中コンピューターのディスプレーとにらめっこをしている人。眼精疲労から始まり、頭痛や吐き気など、身体症状が現れることがあります。この段階で対処しないと、心身症やうつ病などのストレス病に陥ってしまうこともあります。OA機器に適応できない不安からうつ病に陥る「テクノ不安症」、逆に適応しすぎて人とのコミュニケーションがとれなくなる「テクノ依存症」がある。
▲情報洪水症候群:あふれる情報におぼれる。几帳面で完ぺき主義の人は、すべての情報を手にしたいという衝動にかられ、かえって仕事が進まず、それが心身に強い負担になる。
▲サザエさん症候群:日曜日の夜6時30分からこの放送がはじまります。翌日から始まる仕事を思い、憂うつになる。ひどい場合は翌朝、頭痛やめまい、吐き気、食欲不振に見舞われる。
▲青い鳥症候群:職場で自分の思い通りに行かないことがあったりすると。「もっと自分にあった職場があるはず」と次々と転職を繰り返す。
▲スーパーウーマンシンドローム:仕事も家庭も完ぺきを目指して生き詰まる。この病気にかかる女性は、学生時代から勉強もスポーツでも優秀な成績をおさめてきた人が少なくありません。頑張るばかりで息抜きができなければ、体にも心にも負担がかかる一方です。
▲アパシー・シンドローム:新入社員、新入生が急に無気力になる。厳しい受験戦争を勝ちぬいてやっと入った大学なのに、入学して一ヶ月を過ぎたあたりから、急に学校にも勉強にも興味を失ってしまう。念願の一流企業に入った若者が、ゴールデンウイークが明けた頃から、急に仕事に対する意欲や関心を喪失し、無気力な状態になる。一種の自己防衛反応とも考えられる。期待と希望に満ちて入学、入社したものの実際には自分の思い描いていたような成果を上げることができない。すると自己防衛反応が働いて、無気力になることで、自分への失望感から逃げようとする。自分の無気力な状態にもさして問題を感じていないために治療は難しく、自分が夢中になれるものが見つかると、自然に無気力状態から脱することが多い。
▲朝刊症候群:その朝の朝刊にも目を通す気にもならないほど、強いうつ状態に陥ってしまうこと。仕事場のトラブルなどがきっかけで起こることが多く、出社拒否につながることもある。
▲ふれあい症候群:少子化の影響で、両親に過保護に育てられ、小さい頃からひとり遊びに慣れているせいでしょうか、集団行動になじめない若者が増えてきています。人付き合いを負担に感じ、人とふれあうことに恐怖をいだくようになる。人付き合いを負担に感じるのは、そもそも対人関係で自分が傷つくのを恐れてのことなのですが、それがかえって裏目に出てしまうわけです。ほっておくと出社拒否からうつ病へと進展します。
▲帰宅拒否症:家庭での居場所を失い、帰れなくなる
家に帰れば、妻からは給料が安い、子どもからはうざったいと避けられる。安らぎの場所であるはずの家庭が「苦しみの場」でしかなくなり、「帰りたいけど帰るのが怖い」と、家に帰れなくなる。
▲上昇停止症候群:出世を目指してきた人達が虚しさにとらわれる。エリートがある日、これ以上出世できないことに気付いて虚しさに襲われる。この症候群の増加は、仕事や出世だけに生きがいを求めてきた会社人間たちに、生き方を見つめ直す必要があることを示唆してる。
▲サンドイッチ症候群:中間管理職が上司と部下の間の板ばさみに悩む。几帳面で生真面目な人に多く、遊んでいても仕事が気になってしかたがないというタイプがかかりやすいといえる。それまで仕事一筋で家庭を顧みてこなかった人ほど、いまさら家族にすがることもできず、八方ふさがりの状態になってしまう。
▲燃えつき症候群:懸命に取り組んできたことが空回りし、無力感にかられる。やりがいのある仕事を持ち、それに熱中して取り組んできた人が、心身ともに燃えつきて仕事ができなくなってしまう状態。
▲失恋恐怖症:傷つくのが怖い。失恋への恐怖から、なかなか恋愛に踏み込めず、恋愛しても自らそれをぶち壊してしまうものです。その裏にあるのは「傷つくのが怖い」という気持ち。
▲自己臭症:自分の体臭や口臭がきになってしようがない。自分の体からいやな臭いがでているという妄想にとらわれて、それを気にするあまり、ノイローゼやうつ状態に陥ってしまうもの。デスクワークの多い職種、対人関係などで悩んでいる人、性格が生真面目で神経質、繊細な人によく見られる。
▲拒食症・過食症:やせ願望が高じて、普通に食事ができなくなる。やせている=美しいというゆがんだ社会常識。太ることに異常な恐怖心があり、食べることができなくなってしまう。スリムを通り越してグロテスクなまでにやせてしまいますが、本人はそれを異様と感じない。さらに栄養不良から、生理不順や貧血、意欲の低下など、様々な症状が現れる。過食症はダイエットの反動から起きる。
▲慢性睡眠不足症候群:家庭の主婦が、よい主婦、妻となるために朝は誰よりも早く起きて、夫と子どもを送り出し、日中は家事や姑の世話に終われ、夜は深夜に帰宅する夫をずっと起きて待っている。家族に合わせて睡眠不足に陥り、疲れ果てる。こんな生活を続けたら、睡眠不足や過労になっても当然。
▲キッチンドリンカー:寂しさのはけ口をアルコールに求める。カラオケなどで仲間とストレスを発散する主婦もいれば、そうした仲間も解消法もないままに日々を過ごす主婦が、やりきれない寂しさを埋めるために、料理の合間に飲んでいたお酒が知らず知らずのうちに量が増えて行く。そのままアルコール依存症になる。
▲空の巣症候群:子どもが自立したあと生きがいを失う
▲荷おろし症候群:肩の荷がおりた途端、ため込んでいたストレスがあふれ出す。
長年の夢がかなったり、目標を達成して、肩の荷をおろした途端、これまでのストレスがドットあふれ出て、無気力状態に陥ってしまう。マイホーム購入、昇進など、普通なら喜ばしい出来事で、うつ病などのストレス病に陥ってしまう人が少なくない。
▲ペットロス症候群:愛するペットを失い、うつに陥る。ペットを家族同然に愛するのは悪いことではないが、人間よりずっと短命であることはあらためて、承知しておく必要がある。
▲退職症候群:定年後に不安やうつに襲われる。
仕事という生きがいを失ってうつに陥ってしまう状態。また退職後の経済的不安や、家庭内での自分の居場所が見つけられないことが原因になることもある。

聖書的見解(参考まで)心という魂が「恐れ」に影響され、愛・・・目に見えぬ大きな存在、私の幸せを保証してくれているものが私を愛し、見守っているという思い・・・・から来る平安、信仰(信頼の姿勢)が阻害され、考え方が否定的思考になっている状態、これは病気とは考えません。サタンはねたみの塊、神の右腕だった彼は、プライドのあまり自分が神になれると思い込み、人々の魂を神から奪おうとしているのです。真理を見失わせ、愛を疑い、競争と、弱肉強食、この恐怖によって魂を神より奪おうとしているのです。「心の戦士」はまさにその「恐れ」によって傷つけられた人を救出し、彼らを支える魂の戦士です。