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このサイトでは心の病や障害について簡単にわかりやすく知ることができます。詳しいことは専門の医師にご相談下さい。
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「統合失調症とは!」
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「躁病、うつ病、神経症とは!」
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「どうやって支援できるか、
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すべての心の病の始まりに共通することは、ストレスです。

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心のストレス病は心の風邪

よりよく知るために

うつ病と統合失調症は基本的に同じです(混合型精神病)。その原因となる神経伝達物質の違いによります。(セレトニンとドーパミンに違い)。

詳しくは保健同人社「統合失調症とつき合う」PHP「心のストレス病」を参照

心のストレス病は精神生活習慣病とも言われています。つまり、心の偏った見方の習慣が病気の原因です。そして「かぜは万病の元」と同じで、「ストレス」こそあらゆる心の病の元です。それが偏ったもの見方、受け止め方、人間関係のねじれ、そして思い込みや、苦手意識、コンプレックスを生み出します。それが引き金となり、現代ではたくさんのストレス症が知られています。それに気が付かず無理を続けると、心の病を発症しかねません。ぜひまずはこちらのページから参考にしてください。何かおかしいなと思われている方、あるいは身近な人が何かおかしいなと思われるなら、ストレス症をかかえているかもしれません。それがまだかかりはじめなら、簡単に対処できます。それをこじらせると、つらさがまします。このストレス症、だれでもたまにかかる心のかぜです。そしてすでに発病の疑いを感じるなら、上の項目をすぐ参考にしてください。まずは・あわてない・あせらない・あきらめない・頑張らない・よくきく!です。
不安を背負うこと、気持ちにゆとりがないこと、自分が敏感なので、他の人も敏感だと感じてしまうこと。心の癒しはいろいろな人との出会い、人間関係の中で人格が再生されていきます。薬で症状が消えても、一人ぼっちだと、それから先に進めません。出会いのために一歩外へでる道をゆっくり探しましょう。愛が答えです。心の病気は心の生活習慣病です。⇒IEC愛エックラウンジ開設 


新しく提唱された真の原因
松澤大樹教授によって研究された成果から発見された心の病気の原因はとてもわかりやすく単純なものです。「心の傷は脳の傷」というものです。こちらを参照ください。(公式ホームページへリンク)
統合失調症もうつ病も自閉症も認知症も心の脳である扁桃体(核)にできた傷が心の傷であるという科学的な発見です。MRI診断によって判定できます。それによって薬の効果や回復を的確に判断できるようになりました。統合失調症にはうつ病の傷があり、うつ病にも統合失調症の傷が付くことがあります。それで混合型精神病という考えがあります。混合型精神病(統合失調症、うつ病)、混合型精神病(うつ病優位)、混合型精神病(そう病)です。
発症のステップ:ストレスによって扁桃体(核)が腫れる⇒そのために中心に傷ができる(うつの傷)⇒下に傷ができる(統合失調症の傷)⇒側坐核に傷:やる気などにつながる部分が傷付き外へ心が向かわなくなる。
扁桃体は、縦横1.5センチの小さな器官です。いじめなどの強いストレスにあうと通常の倍ぐらい、3センチほどの大きさに膨張します。これがうつ病の始まりです。その結果、基底外側核群の細胞が足りなくなり、欠損が生じて穴が開くのです。穴が閉じると扁桃体も小さくなります。元通りにはならず発病時の約6割の大きさに戻ります。発病前よりは2割ほど大きめという感じです。
薬物治療などによって、うつ病、統合失調症の穴ともふさがっていきます。左右の傷の回復には多少の差がありますが、左右どちらかの傷が治った段階で、病気の症状はほとんどでなくなります。
うつ病と統合失調症の傷は高さがややずれています。頭の位置から言えば、うつ病の穴が上で、統合失調症の穴が下です。

*統合失調症は必ずうつ病から発病すると言うことです。それに伴い、統合失調症が起きるメカニズムも見当がついてきました。
ドーパミンは神経毒です。しかし、ドーパミンとセロトニンの均衡が取れているときは、たとえドーパミンの量が多くても毒性はあらわれません。ところが、うつ状態でセロトニン量が落ち、ドーパミンが相対的に過剰になると、急にドーパミンの毒性が出てきます。
混合型精神病はうつ病から始まり、統合失調症に進みます。また、これに海馬の萎縮が加わった病気がアルツハイマー病です。

セレトニンとドーパミン
うつ病になるとセレトニン量が減ります。回復してくるとセロトニン量は増えてきます。ちょうどバランスが良いところで止まればよいのですが、「もうセロトニンは十分だよ」と信号が何かの加減で働かないと、今度はセロトニン過剰になり、垂れ流し状態になります。これが、そう病と考えられます。一方、ドーパミンが垂れ流しになるのが、統合失調症です。
うつ状態はセロトニンとドーパミンの均衡が崩れることで、そう病はセレトニンの垂れ流し、統合失調症はドーパミンの垂れ流し

「心の情報」は三方向に出る
「こころ」を生む脳の中核は、海馬(知)扁桃体(情)、側座核(意)その中でも主役は扁桃体
扁桃体(核)は海馬と側坐核をコントロールするとともに、視床下部、脳幹を通じて体をコントロールしています。扁桃体から「心の情報」の行き先は、情報の種類によって三方向に分かれます。
もの覚えに関する記憶認識系の情報は海馬に送られます。海馬からは、側頭、頭頂、後頭の各連合野に出力されます。扁桃体と海馬の障害による代表的な症状は、もの忘れと集中力を欠くことで、進行すると認知症、アルツハイマー症に発展します。
やる気に関する意志行動系の情報は側坐核の細胞群に送られます。側坐核からは、前頭前野と各運動連合野に出力されます。扁桃体と側坐核の障害は、やる気を失い、楽しくない気分を招き、ひきこもり、不登校などにつながります。側坐核は大きな特徴ある細胞が広い範囲に分布しており、海馬や扁桃体のような明らかな形を持っていない器官ですが、細胞数が減ると問題が起きます。
愛情や憎しみに関する情動は視床下部方向へ向かいます。扁桃体が壊され、障害の影響が扁桃体支配下の視床下部に及ぶと、情動障害、激怒や飢え、性欲の異常、自律神経の失調などの症状が起きてきます。若い人の自殺や暴発事件はこの経路で起きます。


薬は対症療法です。症状がおさまりますが、脳の傷が治らなかったら症状が治まっているだけとなります。しかし治る仕組みがあります。それは神経幹細胞です。脳細胞は一度傷ついたら治らないという定説がありましたが、近年の発見で神経幹細胞は再生することが発見されました。皮膚の傷は数日で治ります。しかし神経幹細胞の増殖はゆっくりなので時間がかかります。
治療の鍵は神経幹細胞です。薬は症状を抑えるための手段です。統合失調症にはうつ病の傷があることをわすれてはなりません。それが出てくると陰性症状となります。神経幹細胞を再生して脳の傷を癒すということを忘れ、症状のみを消す治療をしても病気は治りません。そのために必要なのは神経幹細胞が再生するように必要な栄養を摂ることです。赤みの肉、魚、バナナ、ナイアシン、良質のビタミンなど、そして運動です。脳の傷も適切な治療をすることで治ります。
(公式ホームページへリンク)関心あるかたはぜひチェックしてください。



幻聴、幻覚、妄想は過労と二日眠れなければ誰にでも起こることです。異常なことではありません。きっとあなたにも心覚えがあるはずです。心が健康なら、それは一時的です。何かの拍子ではっとわれに帰れます。しかしそれができず、それが続けば辛く、心の疾患となってしまいます。

その人はあなたの支えを必要としています。不穏な雲のようにあなたの人生に現れた「目に見えぬ不安」しかし、しかしそこにはあなたのいのちの宝石がかくれています。今は見つけられないかもしれませんが、いつかあなたの手の中で輝き始めます。愛の尊さ、信じることの力強さ、そして希望が失望に終ることのないことを。そして人生はそんなものだと、安心させてくれる、宝石が見つかります。成功とはしわせとは、その人はあなたにそれを伝えてくれます。私の大好きな歌から紹介します。

私の好きな曲から

黄金の手の曲「宝石」から

見渡せばほら私たち
こんな素敵な時間の中にいるよ
生まれてからつらいこと
たくさんあったけど

いつかこの目が見えなくなっても
この声がでなくなっても
私は希望をもつ

心は宝石のように
いつまでも輝いていたい
あなたのそばで

いつかあなたに会えなくなるから
それはもう決まっているから
私はその日まで

心は宝石のように
毎日を輝いていたい
あなたのそばで
あなたのそばで
あなたのそばで



当事者を支える方へ

明日に咲くすべての花は今日の種の内にある。
今日の日を、自分の最後の日であるかのように生きなさい。
美しい人生を送るのに、偉大である必要は無い。
小さな花の美しさは、高くそびえ立つ木に劣らず美しく、
小さな宝石も、大きな宝石に劣らず美しい。
美しい人生でも、この世の目からは小さなつまらぬ人生に見えることもある。
この世界での自分の役割を果たす人生こそ、美しい人生。
それは神の望まれる通りのものになり、神が望まれることを行うこと。
平凡な才能しか持ち合わせていない人は、ともすれば、
自分に美しい人生など送れない、この世界に役立つこともないという考えに陥ってしまう。
しかし自分の役割を立派に果たす最も小さな人生こそ、神の目に美しい。                     ミセス・チャールズ・カウマン    


メッセージ

☆短絡的に心の病気かと心配することはあまりよい事ではありません。何度も同じ病気をぶりかえすとか、今まで治療を受けてもあまり改善されないとか、あるいはその人の今の生活で沢山のストレスがあると心当たりがあるなら、心身症や神経症ではないかなと、考えてみることも必要かなと思います。その場合は、内科医院ではなく、心療内科や精神科に恐れず受診することをお勧めします。そして結論を急がす、医師とよく相談しながらその人の状態を知っていったらよいと思います。そして心の病気かもと恐れないで下さい。それは心のかぜです。深刻なことではありません。また恥ずかしいことでも異常なことでも有りません。そのことに気が付かないで、悪化させて、本当に心身症や神経症、さらにうつ病や統合失調症を発症させてしまうことになったら、それこそ残念なことです。ですから心のサインをしっかり見てください。そして例え心の病を発症していたとしても、それは治るものです。そのためにこそ、あなたの支え、家族の支え、まわりの支えが必要です。愛と理解、そしてサインを見落とさない、それが大切なことです。 


知っていただきたい大切なポイント

〇統合失調症、うつ病、躁病、神経症のいずれも、対人関係における繊細さを原因とした「対人病」である。癒しと成長と社会参加の鍵は、人間関係の中で、いろいろな人との出会いの中で人格がつくられていくこと。一人ぼっちではかたよっていく。
・・・・心の障害は、人間関係の苦手さからきます。ジョセフ・F・ニュートンによると、「人々が孤独なのは、橋を架ける代わりに壁を築くから」だそうです。他の人たちに向かって自分自身を開くことは、満足をもたらします。防御で身を固めるなら、それを逃してしまうのです。そして「支援する」とは、その人に共感し理解し、そしてその人が他の人に橋が築ずけるように、見本となり、橋となることです。そしてまたは橋げたになることです。決して教えたり、鍛えることとは違います。その人の中の隠れた宝石をその人が見つけ、自信を、自分に対する信仰を見つける機会を導いてあげることです。
〇常に患者さんの言動の逆の意味を考えてみることが大切、
・・・・みんな敏感で、正直に気持ちをいえないので、その言葉にどんなメッセージを込めているのか理解してあげましょう。そしてそれを確認しながら、一歩づつ、ゆっくり、接してあげてください。あなたも同じところがあるはずです。まずは愛は謙遜です。憐れみをもってみてあげましょう。自分も同じだと知れは、より容易になります。





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