直線上に配置
「心の戦士」は、心の戦い、障害を持つ人々を支えている方へのメッセージです。あなたはたった一人の戦士ではありません。あなたの知らないあの街角にも戦士がいます。あなたが支えているのはあなたのお子さんですか、夫、妻、親、、友人ですか?
あなたは孤独な戦士ではありません。
アイコン 項目1
「心の戦士」ってなあに!
アイコン 項目2
「心の戦い」ってなあに!
アイコン 項目3
「あなたのための休憩室」
直線上に配置
心の戦士

青森県精神保健福祉協会会員

身近な人がある日からおかしくなる。とっても辛いことです。今までとは何か別の人になってしまう。それまでの幸せな生活にひびが入り、何かがずれて行く。今日は大丈夫かなと不安がいつも心にあり、なかなか落着けない日々。自分がわるかったのか、或いはあの出来事、いじめ、学校、職場、上司、あいつ・・・そんな悪者にしたい者の顔が浮かび、そしていつの間にか非難を心の中で繰り返し、そして疲れる日々。日々、臨戦態勢。敵がどこからやってくるかも、どんな出来事が起こるのかもわからない。とりとめも無いことを言われて、それに答えては口論になり、なかなか分かり合えない思い。どうしてわからないの・・・そんないらいら!家族みんなが巻き込まれ、幸せな団欒が、ある日は心の戦場に!誰が、なぜこんなことが起こるのか?

ある日それが障害だと知ったのは、1年経ってからでした。保健師さんとの出会い、よき医師の出会いで、道が開かれました。「精神科」と言われた私の顔を見て、保健師さんは「お父さんはまだそのような考えを持っているんですか!」といわれました。何も知らなかった私!精神科だけはと思い、内科病院をいろいろ渡り歩き、最後の最後でたどり着いたのが精神科でした。そして病名を聞かされ、無念な思い。そして入院しホームシックに心を悩ます10代の息子を見れば、行き場の無い苦しさと闇、痛みが心臓を満たすような感じでした。しかし100人に1人が羅病した体験を持ち、心の病は奇病のたぐいではなく、誰しもが体験しうるような病気の一つであると、知ったとき、そこに希望が見えました。不幸な出来事ではなく、失敗でも惨劇でもなく、誰にでも起こることなのだと。そして病気にjついて良く知り、発症から経過を知るなら、まさに教科書通りで、それは異常なことでなく、しっかり理由があり。息子は幻聴、幻覚を体験し、心の戦いを戦っていたのだと知りました。それも知らず、目に見えぬ心のかぜと気付かず、息子を寒空の下に叩き出し、「情けないぞ頑張れと」最大の無理をさせ、かぜをこじらせさせ、急性の病気までにしてしまったのです。精神的ストレスが心を圧迫し、それが脳の神経伝達物質の機能を阻害しているのです。

しかし、障害の仕組みを知った後、私の戦いは簡単になりました。確かに難しいことではありませんでした。先生からの助け、愛と祈り、そして神の言葉が答えでした。息子の幻聴や幻覚を認め、その辛さを知り、息子が心の戦士だったことを知った後は、私は援軍、「心の戦士」として彼の戦いをともに戦うことができるようになりました。それは神を信頼し、それには理由があり、ただ自分ができることをし、そして先生が助けてくれ、残りは神が世話してくださる。そして何よりも、「私は心配で心配でたまらない!」そんな思いこそ、相手の思いに敏感になっていてそれを一番気にする当人にとって、一番のストレスとなることなのです。穏やかさ、心配していないよ!・・・・と体でメッセージをアピールし、線を引いて、それから先は神様にお任せする!・・・何かが起こっても心配し、思い悩み分析することをやめて、夜は眠ることにしました。そしたら、嵐は朝には止んでいました。「心の戦士」それは忍耐、待つこと、信頼、そして時間がかかることを知ることです。そして何よりもあなたを大切に、なぜなら戦いは長期戦です。無理せず、ちょっとサボりながら、適当に、それが長期戦、持久戦、そして勝利の秘訣です。それは信頼からのみ生まれます。神様を信じなさいとは言いませんが、目に見えぬまだ発見されていない、なんらかのエネルギーの法則があり、その法則によれば、心配しないで、自分の肉の力で奮闘するのではなく、その法則にゆだねていれば、プラスの変化、癒し、成長が発生する、そう思ってください。

こんな言葉があります。信仰は恐れの終り、恐れは信仰の終り!そして愛には恐れが無い!愛には恐れがありません。目の前で自分があいまいになり、わからなくなっている大切な人、当事者・・・信頼して下さい・・・・愛の目でその人を見、希望を示すなら、必ずこの世界に帰ってきます。またあの日の笑顔や笑い、そして冗談や、あの元気な会話が戻ってきます。時間を下さい!あなたの時計の進み方と、愛する心病む人の時計の進み方は違います。あなたの一分はその人の一時間かもしれません。さあ、その人の腕時計を身に付け、その人の靴をはいて歩いて見ましょう。そしてその人の眼鏡をかけて、見てみましょう。そしたらわかります。異常ではないことを、奇病ではないことを、・・・・・

薬はあくまでも対症療法、幻聴、幻覚、妄想、うつ、心身症などの症状を和らげるだけです。真の癒しは、その人が愛されていると知り、自分に自信を取り戻し、再び人との関係を築けるようになることから来ます。誰かと愛を分かち合える、それが真の冨、そして豊かさ。さあ、今こそ、その真の人生の宝を手にする機会がやってきているのです。神は慎重に分析し、試練を配分しています。それは必ず益となるのが約束です。
そしてそうなのです。

すべてはストレスから始まります。それがその人の耐えられる限度を越えてしまうと、心や体に異常が起こってきます。その心のかぜをこじらすと、脳の伝達物質の伝達以上を起こし、心の病気を発症することになります。ですから、ぜひ、そのサインを見逃さないで下さい。それにすぐに答え、助けの手を添えることができれば、その人の苦しみは最小限ですみます。しかし、そうできなかったとしてもがっかりしないで下さい。愛するのにおそすぎることはありません。これはその人に関わる人、すべての成長につながります。これこそ、その目に見えぬものへの信頼の約束の不思議です。 

☆注意:短絡的に心の病気かと心配することはあまりよい事ではありません。何ども同じ病気をぶりかえすとか、今まで治療を受けてもあまり改善されないとか、あるいは今のその人の生活で沢山のストレスがあると心当たりがあるなら、心身症や神経症ではないかなと、考えてみるこも必要かなと思います。その場合は、内科医院ではなく、心療内科や精神科に恐れず受診することをお勧めします。そして結論を急がす、医師とよく相談しながら状態を知っていったらよいと思います。そして心の病気かもと恐れないで下さい。それは心のかぜです。深刻なことではありません。また恥ずかしいことでも異常なことでも有りません。そのことに気が付かないで、悪化させて、本当に心身症や神経症、さらにうつ病や統合失調病を発症させてしまうことになったら、それこそ残念なことです。ですから心のサインをしっかり見てください。そして例え心の病を発症していたとしても、それは治るものです。そのためにこそ、あなたの支え、家族の支え、まわりの支えが必要です。愛と理解、そしてサインを見落とさない、それが大切なことです。 

ストレスや心の病にある方の支え方をすぐ知りたい方はここへジャンプ⇒

心の宝石かぜ手帳へ⇒

子育てライブラリーへ⇒

「心の宝石トップへ」⇒




このサイトの内容は個人的な意見です。あくまでも参考としてください。実体験、病院でのボランティア勉強会、参考図書からまとめました。

Counter

わたしの体験から・・・・・

TOPページ「心の宝石」に戻る⇒

mixiコミュニティー「心の戦士」へ書き込み!